発表誌
Monthly Notices of the Royal Astronomical Society, 第421巻(2731頁~2735頁)
要旨
CMBコールドスポットを説明するボイドモデルとして、周りの壁の質量がボイド内で欠損している質量より小さい方が逆の場合より、より良く観測を説明できることを見いだした。周りの壁の質量と欠損している質量が同じ場合、コールドスポットの90%は最終散乱面における高密度領域から、残りの10%は赤方偏移z~1にある半径r=600Mpc/hの線形ボイドで生成されている可能性が高いことが分かった。
研究者:近畿大学理工学部理学科 井上 開輝
業績区分: 論文
発表年月: 2012.4
共同単独区分: 単独
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